えーとですね、物凄く私的な意見ですが、こういう純愛漫画を読むと「普段なる
べく考えないように、考えないように」してきた感情が1.25倍で戻ってきます。
正直、困ってしまいます……。
感受性豊かな自分が憎いぜ!
素直な気持ちで読むと「あーいいなぁ」って感想を持つ事でしょう。
これを薦めた“上海さん”にとってはそれなりの高得点を出す本かもしれません
……。ですが、私にとってはかなりの鬼門に位置する漫画……だと思う。
ツマラナイ漫画じゃないんです。
読み終わるとやらなくてもいいのに、自分と照らし合わせてしまう。
そして、考えさせれるんですよ。
それでね、色々と否定されてしまうんですよね。
えっ?! 何かって?
色々です。強いてあげるなら、自分の信条とか思想って事になりますか……。
漫画の設定上の気の強い奴と弱い奴が結ばれるのは、わかります。
だって、それがメイン(売り)だもん。
ですが、その後の展開色々と現実的でね……。
話の流れがごく自然で、それがまたよりいっそう考えさせるんです。自分を。
んでもって、最終的には「世の中の儀式論」と「俺儀式論」とぶつかってしまい
、混乱し敗北する。
普通の恋愛漫画なら、ここまで考えません。
萌え漫画でも大丈夫。脳内会議で相手(作品を)を論破でき、自分を納得させる事
ができます。
だが、久しぶりに自分を納得させることができませんでした。
んなわけで敗北宣言です。
何が一番嫌いかって
登場キャラの成長や行動がそして展開などが……「私自身を奮い立たせるから!
」そして、「クダラネー“希望”を持たせようとするから!」by名無し
補足事項ですが、私の頭の中には
・「一般論を展開する私:通称サトシ君」
・「癒し系兼励まし役の通称:さっちん」
そして、
「全てを否定する者:名無しさん」
が住んでいます。実際これだけじゃないく会社での俺を操作する営業担当の人や
唐突に出てきては、去っていく「通りすがりさん」もいます。
それで読書完了後、サトシ君が「ほら、漫画でも頑張っているんだから、お前も
頑張れ!」って言うんです。でも、名無しさんが「おいコラッ! てめー調子に
乗るなよ」とか釘を刺してきて……もう大変なの!
名無しさんは、困った人でね、エロゲーとか2Dの世界での(擬似)恋愛には、とて
も寛大で許してくれるんだけども、現実の恋愛とかになると物凄く厳しくて……
。直ぐにストップをかける。それでいて風俗とかでは即「了承」とか言うし。つ
かみ所がありません。
(あーあー名無しさんももっと素直になればいいのに)
とかよく思います。みんなもそう思っています(脳内の友達)。
話はずれますが、3月のDC(ダカーポ)の中の記事で
「どうして恋愛をしなければいけないの? 別にしなくたっていいじゃん」
とか言っている人の記事がでてました。その記事を読んだときに「そうそう、俺
もそう思うよ」って諸手万歳で同意をしていたんですが……それはうそですね。
ちょっと人と違った事を言って優越感に浸りたいだけなんでしょう。素直になろ
うよ。
さて、収集がつかなくなってきたので切り上げます。
今日わかった事。
“赤灯”系の漫画は、私にとっては痛い所をつつく作品なので最もNGである、と
。
でもなぁ、彼女さんとかいる場合で読むと、また違った感想を持つんでしょうね
、キット。いや、mustですね。
あーあー人間って単純。
はやく戦争になーれ。