「便秘に浣腸のような物だ」と、後藤さんは言った の巻

tekon1192

2006年04月20日 22:52

「もてなし」という言葉はよりも「接待」という言葉の方を私は多用する。
何が言いたいのかというと
『奢られるのは苦手』
という事。
カッコつけているわけではありませんが、人の世話になるというのは好きではあ
りません。だから、奢られるのも苦手。割り勘の方が好き。
「今日は奢ってやるよ」と、言われた後「ラッキー」と思うよりも先に、(今度返
さなきゃいけないなぁ)という使命感が先に来てしまって……。尚且つ、その金額
が1000円〜2000円程度ならいざ知らず、その奢られる額が未知数であれば、ある
ほど
『お願いですから割り勘にして下さい。私も払いますから』
って気持ちは強くなります。

大陸、テーワン共に現地の人は自分のテリトリー内では全力で接待してくれたり
します。
「いやいや、ここは俺が払う」
「あんたは客だから」
そう、頑なに拒まれては大抵の日本人は折れます。
ってか間違いなく負けます。
私も含めて。

う〜ん、こういうのは民族性なんですかね? 

『自分のテリトリーでは、精一杯客人をもてなす』ってのは。

そんなわけで
『奢ってくれるのならば、ありがたくその気持ちに従います!』
と、既に慣れ始めましたので、「奢るよ」→「ありがとう」と即答している昨今。

ですが……それの裏の意味をシッカリ理解しておかないと
「怖いかも」
そう昨日思いました。

<接待オプション>
・酒
・お姉ちゃん
・脱衣
・おさわり

というパラダイスへ俺を案内してくれた現場の兄さんたち。
ぶっちゃけ、日本円にしては5万円程度ですが、彼らにとっては大きなそれなりに
結構な金額が動いた事と思います。

「ブライトさん、楽しい?」
『うん、いいね〜』
「じゃんじゃん、楽しんじゃってね」
『了解、了解』

それなりに、お酒が入ってきてほろ酔い気分になってきた頃、現場のリーダー格
の兄ちゃんがチラリと耳打ちしました。

「あのね、今日はあんたは思いっきり楽しめ。金のことは心配するな。
でもな、これはあんたが外人で客人だからだ!!
もし、俺らが日本に行った時は、今度はあんたが俺らをもてなす番だから。
それ……忘れるなよ」

この時の彼の目はちーっとばかし怖かった。
なんとなくわかってはいたんです。ってか、分からないと馬鹿ですが。ですが正
直面と向かって言われると、ちょっと身構えてしまいます……。
何はともあれ
『次回の出張時には「7スター」を4カートンを免税店で買って来て!』
とテーワン到着の初日から要求されている為、最低限この課題を乗り越えないと……。
今後怖くて生産現場に行けなくなってしまいます。

この様にして、私には見えない鎖が着々とかけられていく昨今。
give and take
意外と、メンドクサイ物です。
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