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2005年05月13日

プチ問題提起作品集〜おかね〜

帰省した裏の目的も無事に終了し、ひと段落着いたので、報告書としてアップします。



なんて言ったらいいのでしょうか?
「結果オーライ!」ということで良いのかな?!

正直、この報告書は、恥ずかしい内容です。
ブライト家の事情が赤裸々に分ってしまいます。
アップするか悩んでしまうテキストですが、私の人生の何かの「フラグ」とみなし、報告書を書かきました。でも、案外大した内容じゃないかもしれません…。

ブライト家は経済的に苦しい家計です。
それを実感したのは今から2年ほど前の事。
留学先で親父からの
「もう、ダメなんだ・・・」
の電話を受け取ってから、初めて
「あ〜うちって裕福な家庭ではないのね」と、理解しました。

当時、私に電話が掛かってきた時は、休学でもして家の援助を考えました。語学に対するモチベーションも下がっていた時でしたから。しかし卒業があと1年でしたので、私よりも上海アニキが休学を申請し、援助の為に帰国しました。私の方は、学校の卒業を最優先事項とし、昨年の夏に卒業し、現在は自立しています。
北海道を出る前に、家の状況が少し気になりましたが、「自立し負担を軽くすることがベスト!」と考えたので、家に残ることは考えずに、仕事で栃木に行きました。
「新社会人」として、徐々に軌道に乗り始めた4月上旬、昼休みに父からの一本の電話。

「本当に申し訳ない・・・今金資してもらえるか?」
「うん、問題ないよ。んで、いくらいるの?」

会社勤めを始めて、まだ間もない頃でしたが、父の提示した金額分は銀行の方に預けてあったので、退社後即振り込みました。もともと今回の連休の帰省時に、私の貯金の何割かを渡す予定でもあったので。

自分の中で、振り込んだ金額はそれほど安くはありませんでした。しかし、「学生の頃、ダラダラ生活で迷惑をかけた」という罪悪感もあったので「貸す」というより、「あげる」気持ちで貸しました。また、正直言って「カッコつけたかった!」という感情もありましたし。

その後、父からの状況報告は無かったので、「とりあえずは安定したのだろう」と思っていました。
ですが、それから数日後、母からの電話がありました。
妹の大学の奨学金で、保証人になって欲しい、という内容です。二つ返事でOKし、雑談を交えながら、そっちの状況も聞いて見ました。その会話の中で母から
「そういえば、自動車学校の学費を立て替えておいたの忘れたの?1回しか振り込んでないんでないよ?」
と、言われてので
「実は前ね、父に頼まれて・・・だから今はちょっとお金が無い状態」を伝えました。
すると、母の声のトーンが急に下がり
「そうなの・・・。
 そうだったの・・・。
あんたにまで迷惑をかけたのかい・・・」と悲しい雰囲気になってしまいました。母は知らなかったようです。
いや、迷惑じゃない。俺もカッコつけてるわけじゃないが、「自立した自分を親に見せたかったので貸したんだ」と言いました。
そして、さらに詳しく今の家の状況を聞いていると、少しも好転していない事をしりました。っていうか、むしろ悪化の一途を辿っているようです。
では、この借金ループから少しでも早く抜け出すために
「5月の連休に、どうすればいいか一緒に考えよう」と話が決まりました。
つづく。

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Posted by tekon1192 at 20:34│Comments(0)大人の世界
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