じゃすてぃすはーと

　auの秋／冬モデルの発表から約一ヵ月後ようやくSoft Bankの新ラインナップの発表です。
二週間前には台湾htc社との技術提携があり、今回の発表はかなりココロオドル予感がありましたが……何はともあれ、私の独断と偏見で報告書を書かせてもらいます！！

＜序文＞
　とりあえず、まだ記事を見てないいない人は、こちらで基礎知識を入れて見てください。
まず、私の第一印象は「やはり、時間的な無理があったのか？！」という事です。
今回の最も注目すべき端末は「X01TH (hTc製)」ですが、既にドコモで『法人向け』として発売されております。また「hTc Z」とほぼ概観は変わらず、新鮮味は正直あまり感じません。
　全体的に“丸っこい”デザインですから独自路線をいっているWILLCOMの「W-ZERO3（es）」のシャープさと言うかカッコよさは見当たりませんな……。

　と、けなしてばっかではつまらないので、良い点を上げさせてもらえれば、ズバリ「通信速度！」でしょうか。

(※個人向け初のWindows Mobile5.0搭載携帯ってのもありますがね)

「HSDPA（3Gハイスピード）」に対応したスマートフォンで下り最大1.8Mbpsという事。今現在、私はWILLCOMの“Air EDGE”サービスを利用しており「4パケット方式(128kbps)」を使っておりますが、正直ネットの速度にはイライラ感を覚えてしまいます。コースは「ネット２５」に加入し、『年間割引+A&B割()』をつけて月額の通信料が3,969円。そして携帯auの通信料が平均5,500円(※パケット定額)。
合計金額：9,469円

ですが、モバイル通信手段をSoft Bankの「X01HT」１本にした場合は“基本コース（バリューパック）3,900円”+“スーパーボーナス＝15％割引（購入時に適用されるのかはわかりませんが……）”とし、パケット代金をMAXの4,095円まで使用したとしたら
合計金額＝(3900-15%)+4095＝7410円！

　また、コースを最も通話料の安い“ライトコールパック”3500円に変更しますと7,070円になります。そして、“スーパーボーナス”ですと最初の2ヶ月間はパケット代金無料。ガシガシ落とせます！！
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あっ！　「スーパーボーナス特別割引」ってのもあるんだぁ。つーかマジでこんがらがって来たぞ！
簡単に契約内容を見た限りでは上記から更に500円ほど値引きされるらしい。それが2年間ほど続くみたい……。
という事で、携帯電話は“待受けタイプ”で“モバイル通信ガシガシ（？）”私にはなかなか魅力的なサービスです。
以上の点から
『マジで私向けの端末が出たぞ！！』　と諸手を挙げて喜びたいのですが、現実は結構以外に厳しい。

＜懸念事項＞
?HSDPAの通信エリアではHSDPAに、エリア外になるとW-CDMA網に自動的に切り替えられる。
…栃木の南部でHSDPAをそれほど期待できそうにありません。

?「デュアルパケット定額」が改定され、「X01HT」からWebブラウジングした場合もパケット定額の対象となるが、X01HTを利用した場合の上限額は10,290円。
…(ﾟДﾟ)ﾊｧ?　先ほどまでの上記の算数はなんだったの？　って結論になりますな。

＜まとめ＞
（１）X01HTにおいて購入時から期待できるほどの速度が約束されそうに無い。
（２）割引サービスがいまだ明確なってない。
（３）ワンセグサービスが無い。(※これは、W-ZERO3と同じようにアクセサリで出る可能性がありますね。なんかね、日経トレンディでちらりと見たのですが、“ワンセグ”はユーザーを呼び込むには良いらしいのですが、直接キャリアに利益がでないそうなんで……)


最後に今後の予測を少々。今回は個人向けのスマートフォンの第一弾としてSoft Bankが動き出しました。あくまでも第一弾なので、二弾三弾と続く可能性があります。そういえば「NOKIA E61」とか秋頃発売予との記事がありましたが、法人向けでという事なので“ブラックベリー”の対抗馬の予感がします。

さて、au→Soft Bankと続いており、最もシェアを占めるドコモの発表が待ち遠しいです。ラストバッターですので、もしかすると「qwertyキーボード付き」スマートフォンの発表がありえなくはないですな……。遅くとも春モデルには持ってくるかも。auは夏頃かな？
以上、Soft Bank携帯の報告書終了！！

追伸：無料でUSBパソリをゲットしようとUFJに申請だしたらBANされたさ……。
無職と記入したのがそもそもの間違いだったのか！？

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