じゃすてぃすはーと

昨日、会社先輩から電話があり女の子とお食事を取るというフラグが立ちました。
勿論、男３　女２という無難な構成です。

男性チーム
・今回のセッティングをしてくれた、ヤチマ君(会社の先輩で1つ年上。彼女持ち)。
・イベントには欠かせない、お約束の巨匠こと「ナル」さん(彼女持ち、でも遠距離で不仲？)。
・俺。(当日偏頭痛に悩まされながら、イベントが始まる前までバッティングセンターで110?にトライ。彼女なし)

女性チーム
・電気さん(電気工事関係の仕事をしているから)
・ダ○ソーさん(そこで働いているから)

と、上記のようなメンバーで始まりました。

19時集合だったんですが、私と巨匠は送れて到着。
簡単な挨拶を済ませ、居酒屋へ。

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主観的な報告?
女性人は要しともに、可でも不可でもなし。
いたって普通。
『適当』って表現が無難かと。
補足事項として、電気さんとヤチマ君は友達。その電気さんの友達がダ○ソーさん
皆さん緊張しているのは、当たり前。
そんな雰囲気がなんとも言えず……個人的には嫌いじゃない。
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自己紹介も済ませ、お酒＋居酒屋というシチュエーションも合わさり、それなりに和やかになる。
こういう席では、男性人がそれなりに盛り上げろ！　と巷ではいわれてますので、定説に従う私。
一応、それなりに笑い声がありましたから、暗い席ではなかったでしょう。しかし、その笑い声が本当に心から笑っているのかはわかりません。56％の確立で『愛想笑い』と思ってしまう、私はニヒルかもしれません。
まっ、これといって、失敗もなく第一幕は終了。

夕飯を食べ終わり、第二幕はカラオケという事になる。
時間は90分コース。
フィーバータイムです。
……と、言っても面子の関係上、私の歌いたい歌は物凄く制限されます。
結局3曲しか歌えなかったし。

?ひと夏の経験　山口百恵
(周りが歌え！　とリクエストがあったので)
?We get power　影山ヒロノブ
(なんとなく)
?シャアが来る　？？？　
(個人的におしゃれかな？　って思ったので)

これで第二幕終了。
何も得るものはありません。
さて、一同帰宅？　と思ったのは間違い。なんだか、もう一幕くらいあるみたいな雰囲気に。
・
・
・
おっと！？
ボーナスステージ突入です！
『卓球・ビリヤード』に出向く事になりました。

5人居て、一台の卓球台しか借りれませんと、周りの人たちは暇になります。
分かっていたことですが、最初は皆相手のプレーをみて「キャッ！　キャッ！」と騒ぐんですが、それも短命。
もって30分……。
尚且つ、俺も含めて皆さんそれほど、卓球が上手くありませんから。
ダブルスはいまいちです。直に終わってします。
結局シングルがメインで残りの3人はビリヤードはに移行します。

私個人は「静」のビリヤードよりも、「動」の卓球の方が性に合ってますので、電気さんと卓球をひたすらやってました。１時間くらい。
当初はラリーが10回そこそこしか続かなかった電気さんも、後半は50回近く続くようになりました。
となると、俄然燃える俺。
「んじゃ、そろそろフォアで打ち合ってみようか？」
「うん」
カコン…カコン…×α
「あのさ、もっと面を寝かせてさ、ラバー全体を使って切るように！」
「うん」
カコン…カコン…×α
「おう、それだよ！　このリズムが卓球には必要なんだよね！」
「うん」
カコン…カコン…×α
カコン…カコン…×α
カコン…カコン…×α

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客観的な報告?
いやーなんだか暑苦しい男を演じてしまいました……。
恥ずかしい限りです。
でも、私の口うるさい私の「プチ卓球塾」に付き合ってくれた電気さんには感謝ですね。
相手がどんな気持ちで私の講義を聞いていたかは、わかりませんが。
『それにしても私達上手くなってよね♪　(ニコリ)』
としてくれたので、私の講義も無駄ではなかったという事かな？
そんな希望的観測はNGっすか？
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1時間近くプレーしていたいので、体は汗だく。
二人でボーっと休んでいました。
ガラス越しにビリヤードを楽しんでいる3人がいます。
(あれは、当分終わりそうにないな……)
そんな事を思っていると、電気さんが話しかけてきました。

「今の仕事はどう？」

これを皮切りにお互い色々と話し始めました。
「仕事の事」「生活の事」「昔の事」etc……。
向こうの質問に対し俺が答え、またその質問を相手に投げる。
その逆も然り。
無難なキャッチボールが続く中、
「私、こう見えても結構タイピング早いんだよね」
と、私が食いつきそうな話題を振る電気さん。
「えっ？　マジで？　俺もタイピングは大好きなのよ！」
まんまと釣られました……。

それから10分ほど、真剣にキーボードとタイピング俺論を展開してしまいました。
またまた、困った俺ちゃんです。

それから、またライトなPC関連の話題を進ませながら、相手の出方を伺いました。
そんな話の中また唐突に
「あのさ、うちの会社の小さくて男の人多いから……頻繁に風俗話題がでるのね。それで『この前は、18歳だと思ったけども16歳の娘を抱いたよ』とか課長が平気で話しているの……。
そんなのを見てると『男の人って皆そうなのかな？』って思っちゃって……なんか覚めた目で見ちゃうっていうか……」
「ふんふん、それで？」
「だから、男の人って皆風俗行きたいのかな？　って」
「どうだろうねー」
「風俗行った事ある？」
「え？！」

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私の風俗デビューは18歳の頃。
札幌のM○X66というピンサロビル。お兄ちゃんに案内されました。
40分コース4000円ととてもリーズナブル。
風俗経験は多くもないけども、少なくもない。
歓楽街の基礎知識はあると思う。
一度、ソープに挑戦しようとしたが、残金が足らずに『手コキ』で2万という痛い経験がある。
さらに、中国の売春宿では危うく公安(警察)に捕まりそうになる。相棒は捕まり罰金約5000元(7万ちょい)。
また、親から「成人式」だからとお金をもらい、その金でススキノへ出向き。
『これで中国の(留学先)生活に当てないさい』ともらった生活資金を、歌舞伎町でパーとヘルスで消費。
その他もろもろ……。意外とワイルドな俺ちゃん
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「……ないよ。風俗なんて知らない」
「本当かな……」
「何？　疑うの？　そもそも会って数時間の男に
風俗経験を問うあなたに、俺は一言ツッコミを入れたいのですが？」
「あははは……！」
「あははは……！」
つられて笑う私。

「……んで行きたいと思う？」
「かもね」
「やっぱそうなるんだ……」
「そうだね。元々、男子と女子は考えた方も違うでしょ？
それに、男と女はさそのセッ……『儀式』と言葉を換えよう。その儀式はさ（クドクド）……」

またまた俺的風俗哲学……ではなく風俗信念を展開する。
時間帯も遅い事だし、どうでもよくなり「オープン！」で、私の考えを述べました。
それなりに、無難なところで話をまとめました。
これ以上俺が興奮しだすと、SM・スカトロ論まで発展しそうだったので……。

このあと、電気さんが結婚観念を語りだしました。
どうやら彼女的にはじんわりと焦りがあるみたいです。
彼女いわく
職場の後輩達がどんどん「寿退社」をしているみたいで、自分が最後に取り残されそう。それに、結婚の相手と何年も連れ添うってのが、私には難しいかもしれない。と

「何事も経験だからね。んじゃ、まず俺と付き合ってみない？」

そんなカッコいい台詞が俺の口から出た！

はずもなく、
「いやー俺の知り合いでさー、子供二人作って、離婚したのね。
子供は0歳と1歳。一人に付き養育費を3万払ったとして、月で6万。1年で72万？それを成人するまで続けたとしたら(約1500万)……もう人生終わってるよね。だから、色々考えてみていいじゃないの？」

多分、できる男ならこの場合『結婚後における幸福論』を彼女に説くはずなんですが、如何せん私はできない男。『理想論・幸福論』なんて、語れません。できるのは『現実論・不幸論(？)』が関の山。

一通り彼女からの質問がなくなったので、今度は私が質問をしました。
「あのさー、友達からエロゲーを借りたんだけどね……」

――やっちゃったよ。
エロゲーの話題を振ってしまいました……。
出会って間もない、女性にエロゲーの話題を振る！　
もう、アホですね。
ですが、当時私もどこか頭のネジが緩んでいたんでしょうね。
以下に続く童貞からの質問。

「あのさー、友達からエロゲー借りたんだけどもね、あっと！　エロゲーつーのは二次元美少女ゲームなんだけどもね。そのゲームの話でさ、主人公とヒロインがやっちゃうシーンがあるのね。んで、ヒロインは初ね。彼女は痛がってんだけども、男はそのまま最後までいっちゃうの。という、当たり前のことなんだけどさ。これってどうなの？」
「はい？」
「いや、その痛いんだけども、女の子には受け入れられるものなの？　なーんかね、男のわがままって気がしてきてね」
「うーん、それは……両性の合意があればいいじゃないの？」
「あっ？　そうなの？　向こうがオッケーだったら、痛いのも女の子的に平気なの？」
「そうなるんじゃない？」
「そうなの……両性の合意ですか……」
「そっ、両性の合意」

と、初めて知りました。
『両性の合意』があれば、女の子は痛くても平気らしいです。
当たり前の話ですが。
正直な話、エロ小説、エロゲー、エロ漫画と私のこれまでの人生は様々な方面から情報を集めてきました。
しかし、そこから手に入る情報はあくまでも間接的な情報です。
尚且つ、主に男の視点から、欲望から書かれているのが多いと思います。
何が言いたいのかというと、そこから分かるのは行為や結果だけであって、受身となる人(女)の感情はわかりません。いくら本で『好きな男の人ならオッケー』と書かれていても、それは書かれているだけであって、信憑性はゼロです。大多数の意見が、全ての人に通じるかというと、そんな事はありません。『十人十色』色々な考えがあります。

　話を戻します。
その後、簡単に会計を済ませ、私達は個人個人で分かれました。
それだけ。電気さんの携帯アドレスを聞くのは忘れました。
まぁ、ヤチマ君が知っていますので、問題ないでしょう。
巨匠は、ダ○ソーさんと交換していましたが。

総まとめ
　色々と振り返ってみますと、アホな部分が多々見られます。
最後の話の内容だって、もろチェリートークだし。
あー、なんか向こうも（あーこいつ絶対童貞だよ）とか思っているんでしょうね？
被害妄想ですけど。
でも、私も電気さんの意見である
「風俗行く男はちょっと」など、あまり男性を分かっていない発言には引っかかりを覚えます。
意外とロマンティストなんでしょうか？


「結局、***さんも彼氏の前ではAVみたいな事をしてんだろ！！」
「いい事教えてあげようか？　私こう見えても処女なんだよ」
「俺だって童貞だぞ」

『陽炎日記』に出てきた台詞がなんとなく頭に残ります。

何はともあれ、「童貞」と「処女」にはロマンがありますね。
こんな単語だけで色々考えちゃったのは久しぶりです。

そんな戯言でした。

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