じゃすてぃすはーと

はーい、俺おつかれさん。
「今更ですか？」という雰囲気はバリバリですが、やっとこさAIRをフルコンプできました。感想云々の前に、『自分の中でやっとこさ一つの区切りがついた！！』って気がします。
正直な話、私がAIRをプレーしなかったのは「だりぃ」からです。
えっと、なんて言ったらいいのかな？　
ぶっちゃけた話さー、Dream編っダリｨじゃん？

今更、5年前の作品に詳細のレビューをあげるのは、疲れるのでスルー。率直な感想のみを興奮している時に“ダダダッダーッ”と、報告しちゃおう。

　とりあえず、まだAIR未プレーの人に参考となるような事を書いておくのが吉だとおもう。参考になったら御の字です。そして、プレーしたくなったらなおの事◎。
＜Dream編＞
　まず、プレーするに当たって一番必要なのは『根気』！　でしょう。昨今に至るまで、それなりに名作とよばれているエロゲーをしている人で、尚且つまだAIR未プレーの人にとってはこのDreamシナリオはきついと思う(だって俺がそうだったから！)。一番の難関になる事でしょう。まず、この試練を乗り越えなければならない。
　理由?伏せんが多い為全体のシナリオを把握できないのがら。霧島佳乃、遠野美凪の二つをクリアしたとしても、まだAIRというゲームの全体3割も楽しめてないと思いますので……。2キャラをクリアしても全体像がつかめずイライラ感はつのるしだいです。佳乃or美凪に対し「キャラ萌え」感情をいだくならいざ知らず、俺の場合は無心でクリックして話を進めるだけでした。
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神尾観鈴シナリオに至り、初めて「ん？　今後どうなのる？」と、少々興味が沸いてきます。そして、いやーな気持ちのまま神尾観鈴エンドを見て終了……。

【俺評価30点】
申し訳ないですが、Dream編はつまりません。でも、まだ未プレーの人は最低でも此処までがんばって下さい。
そしたら、一先ず開放されます。

＜Summer編＞
綺麗に話が纏っており、やっとシナリオ全体が把握できます。自分の中では一番楽しかったストーリー。
このシナリオでやっとこさAIRの裏の設定と雰囲気がつかめて来る事だと思います。んで、シナリオの後半は涙ポロポロシーンが展開されます。
泣くぞ、間違いなく！
【俺評価60点】


＜Air編＞
Summerの終焉をみてから、初めてこのゲームに対して興味がわいて来ました。
「ちょ、ちょっとまって！　このどうやってまとめるのよ？」と。自然と私のクリックするスペースは加速していくのでした……。
AIRのOPにて、晴子さんのスーツ姿のCGがありますよね。
あのCGが出てくるところで俺、ギブアップ！！
「る、涙腺が壊れたー！！」
深くは申せませんが、Dream編ではアンチ晴子だった俺が、180度変わってしまいました。
　そして、シナリオの後半は殆ど母と娘という家族愛の描写が続きます。「あーだこーだ」して観鈴と晴子はがんばっていました。要所要所に涙腺刺激ポイントを設置してね。ですが、いささかクドイです。終盤は狙いすぎて逆に慣れてきてしまいます。でも、涙は出ました。
【俺評価40点】

結果的にはわんわん泣かされたゲームでしたが、その泣き＝得点に至るわけではありません！　
大切なのはHit & Away！！
　

＜総評＞
　「冷やせばいってもんじゃないです！　冷やし方が問題なんです！！」
と、宅急便の箱からぶ厚い氷に包まれた鯛一匹を取り出して、怒鳴っているマダムと吉幾三が出演していたCMがありました。たしか、ヤマトのクール宅急便のCMだと記憶しています。言いたことは、「何事にも適正というものがある」ということでしょうか？
　これはAIRにも言える事ですね。(すっげーこじ付け！)

　まず、エンディング云々を言う前に、各ストーリーの核心に至るまでの日常描写がつまらない事。私の中ではマイナス評価になります。製作者の意図(勝手な推測)は
『この日常描写からキャラの性格、思想を徐々にキャッチしてくれ！』
って考え方かもしれませんが……それはNG。変化がおきない日常描写からも面白おかしくキャラの良さを引き出すのが筋だと思いますね。シナリオが核心に迫る前にプレイヤーをあきさせてはならないと思います。

　次に、多数のフラグを必要とする事。そこまでプレイヤーを悩ませないでください。疲れます。実際話がおもしろければ、宝探しみたいに、何度もセーブロードを繰り返し、徐々に話を進めて事は可能かもしれません。ですが、陳腐な日常を誰も何度も見たいと思いません。精神的にも苦痛です。(スキップ機能があるので、一応我慢ができあますが)

　最後は、くどい事。沢山泣かしてくれるのはありがたいのですが、ほどほどしておいてください。最後は涙が枯れてしまい、気がついたらEDにたどり着いてました。

　総合俺評価：50点
「色ゲー好き」の自分としては、名作と呼ばれているものはプレーせねば！と【名・即・斬】の名の下に生きている自分(買っても放置する事が多数ですが……)。そんな、信条ですのでAIRはどうしてもやり遂げたった作品でした。結局、一度断念してから約5年間ほど放置して、クリアに至りました。「やって後悔するのと、やらずに後悔」では私は前者を選択します(プチMなので)。そして「やって後悔しないのと、やらずに後悔しない」でも多分前者を選択します(暇人なので)。
　「AIRはどう？」と聞かれると、はっきり言って難しいですね。お勧め度はというと、5点評価で3点に満たないかもしれません。逆にCLANNAD -クラナド-だと満点でお勧めできますが。結論は時期と環境かなと思います。

「思い立ったらプレー開始！」

以上ですわ。

追伸：まぁー慣れた人だったら普通に攻略を見ながらでも、AIRはフルコンプ可能でしょうね。ただ、俺場合は、AIRという作品を寝かし過ぎたと思います。一度断念した後何年も放置していたし。だから、シナリオ云々、レビュー云々は二の次で、この作品をクリアした事を誰でもいいので報告したい！　って心情が真っ先に来てるんです。
イタタタタ！　俺痛いぞ！！
でも、達成感は通常の3倍ナリ。
だって5年越しですので。

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